自家焙煎珈琲
OKINAWAN RIDER'S COFFEE
D.O.S.H.I
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ブラジル ドーナス・ド・カフェ パルプドナチュラル 中深煎り 200g
¥1,260
国 ブラジル エリア ミナスジェライス州(パラグアス・カンペストーレ・バエペンジ・ジュフアイア) 農園名 サンタクルス・ベレン・トラピア・バジェドセラード 標高 1100-1150m 品種 イエローブルボン、カトゥーラ他 精製方法 パルプドナチュラル 生産者 ジョジアーニ モラエス、ドゥーシ フランコ、アンドレア アンヘル、イジヴァニ アラウージョ 内容量 200g Donas do Café Project Donas do Café(ドーナス・ド・カフェ)は、長年ブラジルのスペシャルティコーヒー市場をけん引してきたSMC社とブラジルの大手農協であるCooxupéが中心となり、コーヒー産業に携わる女性たちの生活に変化を齎そうという目標のもと、2020年に立ち上がったプロジェクトです。 これは、両社の組合員やパートナーに市場の情報提供や技術的トレーニング、カッピングを通した品質評価、そして農園の管理方法などのノウハウを提供し、時には農技師を派遣しフォローアップしながら女性生産者の成長をサポートするとともに、スペシャルティコーヒー市場についての知識を深めてもらおうという取り組みです。 女性生産者の活躍を願い SMC社のマネージャーのマリア・ディルセイア・メンデス女史やBSCA(ブラジルスペシャルティコーヒー協会)の会長も務めCaxambu農園のオーナーで大学の教授でもあったカルメン・ルチア・チャベス・デ・ブリト女史ら、ブラジルのコーヒー産業を支えてきた女性リーダーたちが先頭に立ち、自身の経験を伝え、コーヒー産業に関わる多くの女性がキャリアを形成できるように懸命に活動を行っています。 ここ数年、コーヒー業界における女性の活躍は目覚ましく、彼女たちが生産するコーヒーへの需要も国内外で同じように高まっています。Donas do Caféプロジェクトは、彼女たちのスペシャルティコーヒー市場への参入を後押しし、強いパートナーシップを構築しながら、女性生産者の成長と活動の向上を支えていこうとしています。本ロットは、そうしたDonas do Caféプロジェクトを通して活動する女性生産者によって生み出されました。そして、彼女たちのスペシャルティロットがDonas do Caféの名を冠して、そのメッセージを強めて世界中に届けられています。 2024年現在、およそ50名のメンバーがDonas do Caféの活動に参加しています。プロジェクトメンバーには農業技師が農園を訪問し、女性に直接技術指導を行っており、また年に3回以上ワークショップを実施し、経理~栽培、ポストハーベストなど幅広い学びの場を作っています。Donas do Caféブランドのコーヒーは、そのプレミアムをメンバーに支払われています。このプレミアムは農園の口座ではなく、女性自身の口座に支払い、自身の農園への投資やメンバー個人の活動など自由に使わています。 4人の生産者 サンタクルス農園 ※画像左上 ジョジアーニ モラエスさん ジョジアーニさんのコーヒー栽培はまさにゼロからのスタートでした。当時、コーヒーの植付けから生産処理まで多くの苦労を重ねました。今ではこの地域の原生林と湖の保護・再生活動にも取り組み、アグリビジネスに携わる女性であることを誇りに思い、地域のプロジェクトや環境にも目を向けた活動をしています。 シティオ・ベレン ※画像右上 ドゥーシ フランコさん 1880年に始まったシティオ・ベレン。この偉大な遺産・歴史に敬意を払うためにも高品質なコーヒーを生産するための研究・投資を行ってきました。 ドナス・ド・カフェ・プロジェクトをとても重要なプロジェクトと位置付けてくれています。ドゥーシさんのようなベテラン女性生産者から、20代の若い女性生産者まで多くの女性生産者が技術を身に付け、私たちの努力が持続可能になるようにサポートしてくれていると語ります。 トラピア農園 ※画像左下 アンドレア アンヘルさん 2005年にコーヒー生産を開始したアンドレアさん。マンチケイラ・デ・ミナスの高地でのコーヒー生産するにあたって、彼女は多くの研究や講義で学び、幅広い勉強を行ったと言います。その努力が実り、トラピア農園のスペシャルティコーヒーは広がり、活躍しています。アンドレアさんは今後の成長のために収穫後の計画や財務やチーム運営の要として活躍しています。 バジェ・ド・セラード農園 ※画像右下 イジヴァニ アラウージョさん イジヴァニさんは、3人の息子さんと旦那さんと共に、愛情を持ってコーヒー農園を営んでいます。経理が専門のイジヴァニさんですが、時間をかけてコーヒー生産を学び、農園の木々の管理、収穫、収穫後の生産処理や乾燥工程など熱心に勉強をしてきました。彼女の目標は、彼女と家族が丹精込めて生産したコーヒーが、最高の評価を得て世界中で愛される事です。 味の印象 オレンジやパパイヤなど爽やかなフレーバーと、シルキーな質感と甘さが心地よいです。また、伸びやかなアフターテイストが非常に魅力的で、バランスの良さ、パフォーマンスの高さを感じました。 ブラジルらしいナッツの香ばしいさもありつつ、伸びる甘さが特徴的。 深煎りの苦さとフレッシュな柑橘類の爽やかさ飲み終わりのさっぱりさをもたらしてくれます。飲みやすさと安心感があります。
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インドネシア マンデリン ポルンアルフィナー 極深煎り 200g
¥1,600
国 インドネシア エリア 北スマトラ州リントン、ドロッサングルー、ポルン地区 農園名 約250人からなる小農家 標高 1400-1500m 品種 アテン,ティムティム 精製方法 スマトラ式 生産者 アルフィナー ・ルンバンガオル(代表) 内容量 200g 心地よいアーシーな風味を求めて 北スマトラ州 トバ湖南西に位置するポルン地区。この地で、チェリーを集め、乾燥場を切り盛りするアルフィナー ・ルンバンガオル氏は、近隣の生産農家約250件を1軒1軒回り、良質なパーチメントを厳選して買い付けると共に、品質向上の手助けをしています。こうして彼の努力で集められたパーチメントは、他のエリアと混ざることなく安定的なクオリティとその向上、地域の活性化を目指しています。 地域全体の活性化を目指して リントン地区においては、一般的にシェードツリーを植える例は多くみられませんが、アルフィナー氏はアチェ地区を参考にラムトログン(マメ科植物)を植え始めました。これは、土壌の保水性・旱魃のダメージを軽減しようと試みるだけでなく、苗木を多く植える為に、シェードツリーによって土壌・生育環境の安定化を図ってのことです。また現在、地域全体の品質底上げを狙って、糖度の高いチェリーから苗木を作り、約50軒の農家に配るプロジェクトを始めました。この中にはブルボン種やティピカ種を限定し新たに植え始めた農地もあり、プロジェクトが成功すれば周りの農家も協力してくれると期待を寄せています。 未来を見据えて アルフィナー氏は、3年、5年と長い時間を見据えて、将来も良質なマンデリンを絶やすことなく、また より高い品質の向上を目指し取り組んでいます。地域と共に成長を目指し、小さいながらも、確かな一歩を踏み出しています。 味の印象 濃厚で力強い風味と、粘性感のあるバタリーなマウスフィールが心地よいインパクトのあるコーヒーです。マンデリンらしいアーシーさがありつつも、クリーンでバランスの良さを感じて頂けるかと思います。